抜歯の重要性~歯周組織を最大限に保存するために~

なぜ歯を抜かなければいけないのか?

なぜ歯を抜かなければいけないのか?

私たち歯科医師は、歯を保存するために最大限の努力をすることを使命としています。しかし、例外もあります。重度に病状が進行した場合です。このような場合、歯を無理に残すとまわりの歯まで道連れにして抜歯せざるを得ない結果につなげてしまう可能性があるのです。そのため、当クリニックではタイミングを見極めて抜歯を行っております。

【抜歯の基準】
当クリニックでは、1本の歯の問題にのみ注目するのではなく、口腔内全体のことや様々な条件を考慮したうえで判断します。歯周組織の最大限の保存のために行われる抜歯を「戦略的抜歯」「相対的抜歯」といい、数ある治療の選択肢の中の一つとして考えています。

抜歯のタイミングについて

強い腫れ、排膿があるときは避ける

強い急性反応を和らげてから抜歯をすると、麻酔の量・痛みともに少なく済み、治りもよくなります。

夕刻以降は避ける

抜歯は外科手術です。仕事帰りなどで疲れている夕方以降ではなく、疲労の少ない日中に抜歯しましょう。そして、抜歯後はゆっくりと身体を休めましょう。

妊娠初期および末期は避ける

抜歯に限らず妊娠中は歯科治療が難しくなりますので、妊娠前に歯科治療を受けておくようにしましょう。妊娠中に歯科処置を受ける必要がある場合は、妊娠5~8ヶ月の間であれば比較的安全に処置を受けることができます。

次のような病気のある方は要相談

以下の病気を持つ方は抜歯が難しいため、内科医などと相談しながら抜歯の計画を立てる必要があります。

  • 心臓疾患(心筋梗塞、狭心症、心内膜炎、心臓弁膜症など)
  • 血液疾患(白血病、再生不良性貧血、悪性貧血、血友病、紫斑病など)
  • 重症の糖尿病、肝・腎疾患など

抜歯にならないために

予防歯科で早期発見・早期治療を

予防歯科で早期発見・早期治療を

虫歯も歯周病も、一旦なってしまうと自然治癒は期待できません。自覚症状のない初期のうちに病気を発見し治療するためには、予防歯科で定期的に口腔内の状態をチェックすることが大切です。

>>予防歯科について詳しくはこちら

治療を中断しない

治療を中断しない

虫歯も歯周病も、重度になればなるほど通院回数も増え、治療期間も長引きます。そのため、治療途中で通院をやめてしまわれる方も少なからずいらっしゃるのも事実です。治療を中断してしまうと、病巣が広がり抜歯せざるを得なくなる場合もありますので、治療は最後まで受けることが大切です。

歯並びが悪い部分には気をつけて

歯並びが悪い部分には気をつけて

歯並びが悪いと、その部分はブラッシングがしづらく汚れが残りがちです。口腔内に残った汚れは虫歯や歯周病の原因となるため、意識してきれいにする必要があります。セルフケアを丁寧に行うのはもちろん、難しい部分は歯科医院でプロによるクリーニングを受けたり、矯正治療で歯並びを改善したりするのも一つの方法です。

歯についてお悩みの方は、お気軽にご相談下さい美加デンタルクリニックへのご予約・ご相談はこちらからTEL 044-233-5683